プロポリスの組成・成分

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プロポリスはミツバチの巣から採取されるのですが、その採取されたプロポリスを目にされた方はあまりいないのではないですか。

プロポリスは芳香性のある樹脂状の物質で、黒っぽい褐色をしていますが、個体により、また産出地域によりかなりばらつきがあるようで、黄緑色から暗褐色までさまざまなようです。
樹脂状物質ですから、低温で硬くなり、高温になれば柔らかくなります。この樹脂状の物質、プロポリスがどのようにしてつくられるのかについては、二つの説が提唱されていました。

  1. プロポリスの樹脂状物質はミツバチが体内でつくり出すという説
  2. プロポリスの樹脂状物質はミツバチが樹木から集めてくるのだという説

しかし、現在では2の説が正しいのだと考えられています。まぁ、どちらかだけで構成されていると言うより、両方が複雑に絡み合ってプロポリスを構成していると考えればよいのではないですか。
ミツバチが、優れた殺菌・滅菌効果を持っている樹木の優れた特性を本能的に知っていて、それをうまく利用し、自分たちの巣の一部に用いる事により殺菌効果を得ているのだろうと考えられています。

プロポリスの組成・成分

プロポリスの成分は、ミツバチが採取してくる植物の樹液や産地などの環境的要素、また採集した季節によっても様々に変化してしまうので、必ずしも一定しているわけではありません・しかし、プロポリスの成分組成はおおよそ以下に示すような割合になっていると考えて間違いありません。

樹脂成分及び芳香油 約50~55%
蝋分(みつロウ) 約30%
精油、揮発油 約10%
花粉などのエステル類 約5%
各種有機物などミネラル物質 約5%

その他は、少量の脂肪酸、有機酸、微量のアミノ酸、ビタミン、ミネラルなどが含まれているようです。その後の研究で、その他にさらに100種類以上の成分が含まれていると考えられています。

プロポリスには独特の香りがありますが、この香りは、森林の樹木や葉が発散する揮発成分(化学成分)のフィトンチッドが含まれいるからなのです。このフィトンチッドは森林浴のエッセンスといわれています。プロポリスにはバリエーションに富むこれらの有機物やミネラルが沢山含まれているのですが、その数は100種類を超えるのではないかとも言われています。
プロポリスの多様な成分中、その主成分はフラボノイドだと従来は考えられていましたが、最近はポリフェノールが主成分ではないかとも考えられるようになってきています。ポリフェノールは、少し前に「赤ワイン」にたくさん含まれているとして話題になった成分で、そのほかにもココアやチョコレート、そして日本人にはお馴染みの緑茶にも豊富に含まれている成分です。

ポリフェノールは動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、がんなどの病気の原因となる活性酸素に対して戦う抗酸化物質です。

ブラジル産プロポリスに含まれている脂肪成分を構成している脂肪酸を分析すると、大体次のような割合になっています。

パルチミン酸 22%
オレイン酸 18%
ミスチリン酸 9%
ステアリン酸 2%
リノレイン酸 微量
テトラコノサイン酸 41%(動物性脂肪酸)
ドコサノイン酸 8%(動物性脂肪酸)
エイコサノイン酸 微量(動物性脂肪酸)

この他にも、フラボン類、アルコール類、ミネラル類、有機酸類、ビタミン類などが多種類含まれています。
プロポリスがすばらしいのは、純粋に天然の産物であり、人工的な各手段をほとんど加えていない自然からの贈り物であって、自然の生薬としての有用性は期待でき、また、人体には害がないというところです。

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Filed under: プロポリス総論 — admin 4:51 AM