プロポリスの歴史

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プロポリスの生みの親、ミツバチが地球上に現れたのは、歴史をさかのぼること4000万年位前といわれています。ミツバチの化石が約3500万年前ころの地層から発見されているのが、それを証明しています。
虫媒花という、昆虫や風に受粉を頼っていた植物にとって、ミツバチは貴重でなおかつ重要な存在だったようです。その後も、地球上の環境変化などにも耐え抜き続けてきたミツバチは、約400万年前に出現した人類に「甘い栄養食品」としての蜂蜜を与えてくれることになります。
紀元前2000年前ころになると、人はミツバチの性質を利用するようになり、ミツバチは家畜の仲間入りを果たします。いわゆる養蜂が行われるようになったのです。その様子が、ギリシャ神殿の壁画レリーフにも描かれていることからもわかります。
蜂蜜だけでなくプロポリスに関しても、古代ギリシャ、古代エジプト時代から薬として利用されてきたと、アリストテレス(植物学者:紀元前384年~322年)の動物誌に記述されています。

アリストテレス [Aristotelēs]

アリストテレス

古代ギリシャの哲学者。プラトンの弟子。アレクサンドロス大王の師。アテネ郊外に学園リュケイオンを創設。その学徒は逍遥(ペリパトス)学派と呼ばれる。プラトンのイデア論を批判し、形相(エイドス)は現実の個物において内在・実現されるとし、あらゆる存在を説明する古代で最大の学的体系を立てた。中世スコラ哲学をはじめ、後世の学問への影響は大きい。主な著作に、後世「オルガノン」と総称される論理学関係の諸著書、自然学関係の「動物誌」「自然学」、存在自体を問う「形而上学」、実践学に関する「ニコマコス倫理学」「政治学」、カタルシスを説く「詩学」などがある。

フレミング [Fleming, Sir John Ambrose]

フレミング

サー・アレクサンダー・フレミング(Sir Alexander Fleming, 1881年8月6日 – 1955年3月11日)はイギリスの細菌学者である。抗菌物質リゾチーム(lysozyme)と、アオカビ(Penicillium notatum)から見出した世界初の抗生物質、ペニシリンの発見者として知られている。
『出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


再評価されたプロポリス

20世紀に入ると、西洋近代医学はめざましい進歩を遂げます。その進歩は、薬剤の分野においても例外ではありませんでした。化学工業の発達により、科学的に合成した薬剤もめざましい進歩を遂げたのです。
長い歴史に培われてきた「生薬」から、有効成分のみを抽出したり、新しい科学物質を合成したりすることが日常的にできるようになり、さまざまな分野で、今までにない薬が多種多様に製造されるようになりました。
こうして作られた化学合成薬品は、化学構造が一定しているため、常に同じ薬理効果が得られるという利点がある上、有効成分のみで作られているために効き目が強くしかも即効性があるのが特長となっています。また工業的に大量生産することも比較的容易で、そのため手ごろな価格で気軽に入手できるという利点もあります。
このような理由から、伝統的な生薬は急速に影が薄い存在となって忘れたれていくのは致し方のないことだったのかもしれません。生薬であるプロポリスも、その例外ではありませんでした。廃れていったのです。
しかし、効き目が強く即効性のある新薬ですが、たからといって万能ではありません。強い作用には反作用、つまり薬としての効果があればあるほど副作用が問題視されるようになってきたのです。未だに不治の病とも言われる癌を治療するための抗がん剤の強烈な副作用はよく知られているところです。
ペニシリンは、1929年、イギリスのフレミングが発見抗生物質ですが、強力な殺菌作用があることで有名ですが、その副作用として、ペニシリンショックには常に注意しなければなりません。さらに、こういった抗生物質には、それを使用し続けると「耐性菌」が出現するという大きな欠点があります。

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最近になって、院内感染で恐れられているMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)は、通常使用しているいくつもの抗生物質が効かない多剤耐性を持っていますが、これは抗生物質の乱用により出現するようになったと言われています。
こうした近代医学の深刻な状況と反省を背景として、一時忘れ去られていたプロポリスが再度注目を集め始めたのは当然の成り行きだったのかもしれません。
400万年もの長きにわたって、ミツバチの巣内はプロポリスの抗菌作用で守られてきました。もちろん、当のミツバチたちはそんなことは知らないでしょうが、その長期にわたる利用でも耐性菌は出現してきませんでした。だからこそ、ミツバチは現在まで生き延びてこられたのでしょう。しかもプロポリスは、極度に過敏な人をのぞけば副作用もなく、人間が大量に服用でしても安全な食べ物なのです。まさに、自然が育んできた「神の賜」といってもよいでしょう。

Filed under: プロポリス総論 — admin 2:41 AM